黄砂アレルギーのおはなし

2017年 2月 15日 水曜日

黄砂が飛来するのは、毎年2~5月頃です。

中国西北の砂漠地帯で発生し、偏西風に乗って日本に飛来します。

 

黄砂の成分は主に二酸化ケイ素で、アレルギー症状を悪化させるといわれています。

さらには、排気ガスの成分である硫黄酸化物や窒素酸化物が付着していることもあります。

 

健康な人は、黄砂を吸い込んでも気道粘膜により排出する働きがあります。

しかし気道粘膜が傷ついていると、これらの働きが弱まってしまいます。

そのため、のどがイガイガする、痰がからむ、咳が出るなどの症状が出てきます。

その他のアレルギー症状は、目の充血、のどの腫れ、黄色の鼻水が出たりします。

このようにのどに違和感があるときは、うがいを心がけたり、気道粘膜を修復するカルボシステインなどの薬を服用するなど、早めの治療を心がけることが大切です。

症状によっては抗アレルギー薬や目薬などが必要とされる場合もありますので、症状に応じて医師の診察のもと適切な対応を行いましょう。

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