119番通報したおはなし
2019年 7月 1日 月曜日
以前、家族に付き添って救急車に同乗したときのことを書こうと思います。
平日の深夜、自宅で家族が急に体調を崩しました。
タクシーを呼んで病院に行くべきか悩みましたが、歩ける状態ではなかったので救急要請することにしました。
電話するとオペレーターの方が順に質問してくださるので、それに答えていきました。
わたしを含め、皆さん動揺しながら電話してくると思うのですが、とても落ち着いた対応をしてくださり、こちらも少し冷静になることができました。
まず、火事か救急かを聞かれました。
その後の内容は、必死だったため詳しくは覚えていないのですが、年齢・性別・意識の有無・症状・飲んでいる薬や既往歴(高血圧・糖尿病など持病や、胃潰瘍・小児喘息など今までに罹った大きな病気)・住所を聞かれたと思います。
保険証とおくすり手帳を用意して救急車を待ちました。
10分待たずに到着した気がします。
玄関の鍵は閉めていましたが、救急隊員の方が開けて入ってきてくださいました。
救急隊員の方には、保険証とおくすり手帳、病院で使用する靴を用意するようにと言われました。
救急車に乗った後は、心電図や脈拍の計測や、飲んでいる薬や既往歴、アレルギーを確認しながら、受け入れ先の病院を探します。
このときにお伝えする情報が治療するうえで重要になることも多いです。
場合によっては使えない薬もあるので、必ず伝えてください。
念のため、病院の看護師や医師にもお伝えすると安心です。
無事に病院が見つかると救急車が出発します。
家族曰く、担架は特に揺れるそうです。
同乗者の席にはベルトがないので、狭い道を曲がるときは少し怖かったです。
病院到着後は検査に入り、わたしはその間に家族に病院名などを伝えました。
ある病気の疑いであること、確定するためにその検査が必要なこと、副作用の可能性がある旨の説明を受け、同意書にサインする経験もしました。
病名が確定したら必要な処置に入ります。
いざというときは誰に来るかわかりません。
私の経験が少しでも誰かの参考になれば幸いです。
Posted by pharmacist008.
カテゴリー: コラム.