人生100年時代に健康を維持するための「歩くこと」と手軽な健康法のおはなし

2024年 11月 15日 金曜日

こんにちは! 
皆さんは毎日どれくらい歩いていますか?

今回は、健康を維持するために大切な「歩くこと」と、歩くのが難しい人でも取り入れられる手軽な健康法についてお話ししたいと思います。

  • 歩くことのメリット

    歩くことはシンプルな運動ですが、体に多くの良い効果をもたらします。心臓や肺の機能を強化し、筋肉を鍛え、体重管理にも役立ちます。また、歩くことでストレスが軽減され、気分もリフレッシュします。特に1日 8,000歩を歩くことは、生活習慣病の予防や健康維持に効果的だとされています。
    でも、正直なところ、私もこの歩数を毎日達成するのは難しいです。仕事や家事が忙しく、同じように感じている方も多いのではないでしょうか?そんなときは、無理せずにできる健康法を取り入れてみましょう!

 

  • 短時間のストレッチ

    座りっぱなしの時間が多い方は、少しの時間でできるストレッチを取り入れてみましょう。デスクワークの合間に肩や背中を伸ばすだけでも、血行が良くなり、リフレッシュできます。私も毎晩、YouTubeで見つけたお気に入りの体操を5分ほどやっています。ヨガマットを敷くと、簡単なストレッチでもやりやすくなるのでおすすめです。

  • 軽い筋トレ

    家でも手軽にできる筋トレも効果的です。スクワットや椅子を使った軽い筋トレは、下半身を鍛えて代謝を上げる効果があります。1日10回から無理のない範囲で始めてみましょう。YouTubeで簡単なエクササイズを検索して、できるものを少しずつ取り入れるのも良いですね。
  • ゆっくりしたペースでのウォーキング

    長時間のウォーキングが難しい場合は、まずは20分程度の散歩から始めてみましょう。朝や夕方の涼しい時間帯に自然を感じられる場所を歩くと、心も体もリフレッシュできます。週に数回、少し早めに家を出て、一駅分多く歩くのもおすすめです。

 

  • 日常に小さな運動を取り入れる

    忙しい毎日の中でも、小さな工夫で運動を取り入れることができます。例えば、エレベーターを使わず階段を使う、少し早歩きで歩く、デスクワークの合間に立ち上がるなど、日常生活の中で無理なく続けられる工夫をしてみましょう。

小さな運動を日々取り入れながら、無理なく健康を維持していきましょう!

秋の旬野菜のおはなし

2024年 11月 1日 金曜日

秋と言えば食欲の秋

夏も食べ物がおいしい季節ですが、秋は食材の彩りが増えて、更に食卓がにぎやかになる季節です。

特に、秋が旬のお野菜と言えば、にんじんはその一つですね。

にんじんにはβカロテンと呼ばれる、抗酸化作用を示す栄養素を豊富に含んでいます。また、βカロテンは動物の体内で、皮膚の機能を正常に保つ作用や目の機能を正常に保つ作用に重要なビタミンAを生成する役割も担っています。

 

お野菜の多くは皮や皮の近くに栄養がたくさん含まれていることが多いですが、にんじんも例に漏れず、皮や皮の近くに栄養がたくさんあります。

野菜の皮は食感を損なうので、好んで皮つきで調理する方は多くはないと思いますが、薄く切って、短時間火を通す程度であればβカロテンは壊れにくいそうなので、皮つきのにんじんしりしりなんかもお勧めです。

 

余談ですが、「ニンジン」は漢方薬にも使われているのはご存じでしたか?

 

普段私たちが食べているにんじんは、西洋種のにんじんで、これがそのまま漢方薬に使われているわけではありません。

一般的に漢方薬で使われるニンジンは、オタネニンジンと呼ばれ、中国や朝鮮などの地域を基原とするニンジンです。

このオタネニンジンの細根を除いた根、またはこれを軽く湯通ししたものが一部の漢方薬に含まれています。

漢方では、気を補う、虚脱を治し、精神安定を図る薬能があるとされていて、強壮薬などの処方で配合されていることが多いです。

市販で売られている補中益気湯や十全大補湯などの漢方薬にも生薬成分として配合されているため、体力の低下や食欲不振が気になる方は、薬局の薬剤師さんによく相談してみてください。

 

 

にんじんの他にも、秋が旬の野菜と言えばサツマイモがありますね。

食物繊維が非常に豊富なので、便秘の改善に効果が期待できます。

ただ、サツマイモは栄養として摂る、というよりかはスイーツとしてのサツマイモがおいしいんですよね。

石焼き芋は定番ですが、近年ではサツマイモを加工したスイーツが非常に世の中に多く出回っています。

特にこの時期は、アンテナショップや全国展開しているカフェ等で、期間限定の様々なサツマイモのスイーツが提供されているので、お出かけの際にはサツマイモの誘惑にご注意ください。

ホップのおはなし

2024年 10月 15日 火曜日

そろそろ夏の暑さも和らぎ、過ごしやすい秋がやってきます。

秋のイベントといえば、ドイツのお祭り「オクトーバーフェスト」。

国内でも各所で開催され、世界のビールや食べ物などを楽しめるみたいです。

今日は、ビールの原料として有名な「 ホップ 」の話題をお届けします。

 

*ビールは薬だった

ヨーロッパでは昔、生水を飲むとペストやコレラに感染したことから、修道士たちは民衆にワインやビールを勧めてきました。

また、栄養豊富で薬草を使ったビールを薬としても利用したそう。修道院で作られるビールは「トラピスト」と呼ばれ、現在でも限られた修道院で造られています。

日本のスーパーなどでも見かけるシメイは、トラピストビールの1つです。ぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。

 

*ホップの働き

ホップといえば、松ぼっくりのような形が特徴的ですよね。あの部分は毬果(きゅうか)と呼ばれ、中には黄色い粒状の「ホップ腺」が付いています。

ホップ腺には結晶性苦味成分、芳香成分などが含まれており、ビールの苦味、香り、泡に重要なだけでなく、雑菌の繁殖を抑え、保存性を高める働きがあります。

また、消化を促進する健胃作用イライラや不安を解消する鎮静作用、利尿作用のある成分も、ホップ腺に含まれています。

 

*身近な市販薬にも

ドラッグストアなどで購入できる市販薬の中にも、ホップを使用した商品がありました。ホップエキスを含む複数の生薬成分で構成され、以下の効能を持つ医薬品です。

【効能】

いらいら感・興奮感・緊張感の鎮静

上記症状に伴う疲労倦怠感・頭重の緩和

 

いかがでしたか。上記以外にも鎮痛作用ホルモン作用肥満予防など、ホップは様々な効果が期待され、研究されている植物です。

 

ホップには健康効果が期待できそうですが、ビールの飲みすぎは生活習慣病の原因になります。

くれぐれも気を付けて、お酒を楽しみましょう。

メディカルコミュニケーター
メディカルコミュニケーター

公式Facebook

検索

カレンダー

2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の投稿

カテゴリー