夏バテに効く!OTC漢方薬4選|だるさ・食欲不振・むくみ対策に

2025年 8月 15日 金曜日

暑さが年々厳しくなる日本の夏。

高温多湿な環境や室内外の温度差によって体に負担がかかり、だるさや食欲不振、ひどい場合には熱中症など、体調を崩す方も少なくありません。

今回は、そんな夏バテの症状に使われることが多い漢方薬を4つご紹介します。

いずれもOTC医薬品(一般用医薬品)として薬局などで購入可能ですので、参考にしてください。

 

夏バテ対策に効く漢方薬4選

夏の暑さで体調を崩しやすい時期に、だるさ食欲不振むくみなどの症状に対応できる漢方薬があります。

ここでは、OTC医薬品として市販されている代表的な4種類をご紹介します。

 

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

・人参養栄湯(にんじんようえいとう)

・六君子湯(りっくんしとう)

・五苓散(ごれいさん)

 

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

補中益気湯は、胃腸の働きを助け、全身の「気」を補う漢方薬です。

「気虚(ききょ)」と呼ばれるエネルギー不足の状態に適しており、夏バテによるだるさや食欲不振に効果が期待されます。

 

人参養栄湯(にんじんようえいとう)

人参養栄湯は、「気」と「血」を補い、体力回復をサポートする漢方薬です。

精神的な不調を伴う夏バテ症状にも対応できるのが特徴です。

 

六君子湯(りっくんしとう)

六君子湯は、胃腸の機能を高め、消化吸収を助ける漢方薬です。

「脾虚(ひきょ)」と呼ばれる消化器系の機能低下に対して用いられ、夏の暑さによって胃腸の働きが弱まっている方に適しています。

 

五苓散(ごれいさん)

五苓散は、体内の水分バランスを整える働きがあり、「水毒(すいどく)」と呼ばれる状態に用いられます。

脱水やむくみ、頭痛など、夏特有の不調に対応します。

 

市販の漢方薬を使うときの注意点

OTC漢方薬は手軽に使える一方で、用法・用量を守らないと副作用のリスクがあります。

長期使用他の薬との併用は避け、体調に変化があった場合はすぐに医師や薬剤師に相談しましょう。

 

まとめ

夏バテによる体のだるさや食欲不振、むくみなどの不調には、症状に応じた漢方薬の活用が効果的です。

市販のOTC漢方薬も、医師や薬剤師から説明を受けて正しく使うことで、セルフケアの一環として役立てることができます。

また、生活習慣の見直しも予防と改善には欠かせません。

水分補給や睡眠、食事、運動などを意識しながら、無理なく夏を乗り切りましょう。

 

「未経験から医療業界へ!EPファーマラインで新しいキャリアを!」 詳細はこちら▼