検索

Site search

カレンダー

2018年8月
« 7月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

最近の投稿

カテゴリー

薬剤師向けDI転職・求人情報なら
薬剤師リンク

漢方のおはなし

2018年 8月 5日 日曜日

暑い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?熱中症にならないよう水分は十分摂ってくださいね。

話は変わりますが、皆様漢方薬と聞くとどのようなイメージを抱くでしょうか?薬局に勤めていた頃患者様に漢方薬をお渡しする時に、「漢方薬だから副作用はないですよね。」と言われることが時々ありました。もしかしたら皆様の中にもそのように思っている方がいるかもしれません。今回は漢方薬の副作用についてお話しようと思います。

まず、漢方薬にも他のお薬と同じように副作用はあります。 🙄

例えば、漢方薬に入っている生薬(漢方薬の原料。薬用にする目的を持ち、植物、動物、鉱物などの天然物の一部に乾燥、または簡単な加工を施したもの)に麻黄というものがあります。麻黄の服用で動悸や発汗過多などの症状が起こることがあります。

麻黄が入っている漢方薬には葛根湯や麻黄湯などがあります。風邪の時に処方されることがあるので飲んだことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

次に甘草という生薬です。甘草の服用で偽アルドステロン症が起こることがあります。症状としては脱力感、血圧が上がる、むくみなどがあります。

甘草は医療用漢方エキス製剤の半分以上に入っているので注意が必要です。先程書いた葛根湯や麻黄湯にも入っています。

 

以上のように漢方薬でも副作用が起こる可能性はあるということをお話しさせて頂きました。もちろん、飲んだら必ず起こるというわけではありませんが、もしも服用していて、何か体に異常を感じることがあれば医師やおかかりの薬局の薬剤師にご相談ください。

 

最後に、漢方薬を複数飲むときのお話です。

漢方薬は数種類の生薬が組み合わさって出来ています。そのため複数の漢方薬を飲んだ場合、同じ生薬が重複してしまう可能性があるのです。

何の生薬が入っているかは、名前から読み取れるものもありますが、読み取れないものもあります。

芍薬甘草湯(甘草、芍薬)、大黄甘草湯(大黄、甘草)などは入っている生薬がそのまま漢方薬の名前になっています。葛根湯(葛根、桂皮、大棗、芍薬、麻黄、生姜、甘草)のように名前にはない生薬が入っている場合もあります。

 

医師が把握していない所での重複を防ぐため、違う病院でもらった薬や服用している市販薬は忘れずに医師、薬剤師に伝えましょう!