インフルエンザの蔓延のはなし
2014年 2月 1日 土曜日
寒さと乾燥が気になる季節ですね。
寒さと乾燥といえば、インフルエンザです。本日はインフルエンザの蔓延のはなし です。
「インフルエンザは、こうやって蔓延していくのね」と思ったことがあります。
娘のバレエ教室に、インフルエンザに罹っているお母さんが子供を迎えに来たことがあるのです。それも、玄関ではなく、お稽古場の中につかつか入ってきました。
マスクも着用していませんでした。子供を送って来たのもお母さんでした。
バレエ教室では、発表会に向けての直前のお稽古をしていました。
先生や子供たちに感染してしまった場合は、大変なことになります。
「○○ちゃんもインフルエンザに罹ってるかもしれないよ。」
と別のお母さんが言うと、
「娘は、一度インフルエンザに罹っているから、もう罹らないから。」
とインフルエンザに羅患しているお母さんがその時、言っていました。
他のお母さん方が、
「インフルエンザは、いろんな型があって、2回罹ることもあるから・・・」
と言うと、
「えーっ!!そうなんや。」
と言っていました。
あっそうか、こう言う無頓着な人がいるから、感染症って蔓延するんやな?と思いました。
その親子が帰った後は、大騒ぎでした。
窓全開にして、みんな子供に手洗いうがいをさせてました。私も、娘にさせました。
私は、肺炎に罹って入院し、42度の高熱を出して幻覚を見たことがあります。
自分自身、身に覚えのない感染症でした。
肺の炎症部位は、下部後方で拳大の大きさでした。肺膜まで炎症が広がっていました。
即入院と言われ、非常にショックを受けました。
主治医は、
「こんな肺の部分、普通呼吸で使ってないから、炎症起きることはないんやけど。いったい何をしたら、こんなことになるの?」と私に言いました。
熱で朦朧としていたけれど、原因がハッキリとわかりました。
普通使っていない肺がキーワードでした。
ホットヨガで、すごい咳をしていた人がいたのを思い出したのです。その時のレッスンで、肺のいろんな部分を意識して呼吸をすると言うものがありました。
「原因は、それしかないわ。」と先生も確信し、「ホットヨガの環境って、細菌の増殖に格好の場所よね。ご愁傷様。体にいいヨガが体に悪かったのね。」と私に言いました。
真さにその通りです。
自他共に認める健康オタクが、健康のためにしていたホットヨガで、肺炎に罹って入院したと言うお粗末なお話です。
11月に発病し、完全に肺の影がなくなったのが、桜が満開の頃でした。
本当に、災難に会いました。以後、ホットヨガには行っていません。
岩盤浴には、たまに行くのですが、60度の高めの設定の所にしか入りません。
もう、あんな高熱を出したくないです。頭がおかしくなるかと思いました。熱が下がった後も、痰を排泄するのが大変でした。
この肺炎に罹った時、いつもの風邪とは違うな?と思ったのです。ずっと背中が痛くて、熱の芯が取れないのです。
肺炎に罹った後に、インフルエンザにも罹りました。その時も、ちょっといつもと違うな?と思ったのです。そういえば、職場にインフルエンザなのに、出勤していた人がいたことも思い出しました。
いつもとちょっと違うな?と思ったら、無理して出勤してはいけません。
蔓延させてしまいます。みんなに迷惑をかけてしまうことになるのです。
私は、自宅でも隔離され、食事も別の時間に取らされていました。
この経験で、手洗いうがいはまめにするようになり、インフルエンザの予防接種も毎年受けています。
感染症に罹ってしまったら、
人にうつさないように、最善の努力をしましょう!
Posted by pharmacist008.
カテゴリー: コラム.