よもぎ蒸しのはなし
2014年 2月 15日 土曜日
最近めっきり寒くなってきましたね。
特に女性は冷え症の方も多く、冬も辛く感じている方もいると思います。
そこで、今日は私がここ2年前からハマっている‘よもぎ蒸し’のはなしです。
始めは岩盤浴の延長上で試してみたのですが、よもぎ蒸し の方が自分には合っているみたいで体の調子や肌の調子がよくなるのです!
そもそもよもぎ蒸しは韓国で行われており、最近の韓流ブームに乗って日本にもやってきたのでしょうか…
当の私も韓流にはまっていたので韓国コスメや韓国の美容には興味津々でした。(^^;)
まず、よもぎの成分には、シネオール(発汗作用大)・セスギテルピン・アミラーゼ・アデニンコリン・クロロカルシウム・ビタミンA・B・C・D、鉄、リン、カルシウム、タンニンが含まれています。
そこで、よもぎ蒸し を行うことで7つの効果が期待できます。
☆1.婦人科疾患予防・改善
よもぎをはじめとした漢方生薬やハーブの成分を、女性器官に直接的に作用させることで、婦人科疾患や生理不順・更年期障害の予防や改善の助けとなります。
また、不妊治療の一つとしてあげられることもあります。
さらに、体を芯からしっかりと温めることで冷え性の改善や免疫力の向上が見込まれます。
特に、不妊治療を目的として行っている人も多く、子宮・卵巣の血流を良くする為に卵胞の成長促進作用や、子宮・卵巣の血流を良くしてくれるので内膜を厚くする作用があります。
しかし、注意点として不妊治療の一貫として行っている場合は、血行が良くなり過ぎると着床の妨げになることもあるので、できれば妊娠の可能性の少ない排卵日までに行ったほうがよい らしいです。
☆2.ホルモンバランスの調整効果
内分泌ホルモンを主管する作用があり、女性機能や女性ホルモンに働きかけます。
そのため更年期障害などのホルモンバランスの崩れによるトラブルに効果的です。
また、リラックス効果も伴って、性的不満まで解消されるとも言われます。
☆3.産後の回復・膣や子宮の収縮効果
韓国では、もともと産後によもぎ蒸しを行っていたようです。
出産により弛緩した子宮や膣を収縮させ、卵巣の機能を元に戻す助けになります。
女性器官に一番近い下腹部の血液循環を促進し、老廃物や脂肪質を体外に出すことにより、体内に溜まって汚くなった血のかたまりなどが出る場合もあります。
また、脂肪質も減少させ、体全体的のムクミが解消させます。
☆4.痔の改善
よもぎをはじめとした漢方の成分が肛門の粘膜から直接吸収することによって、肛門の周りの血管のうっ血が解け、粘膜の炎症を抑えるため、痔の改善や再発防止になります。
☆5.ダイエット・デトックス効果
よもぎ蒸しにより血液循環が良くなり、低下していた機能が活発になり脂肪の分解・除去を促します。
また、整腸作用があるので、腸の働きを整えてくれ、便秘にも効果的です。
さらに、高い発汗作用により体の余計な水分や老廃物を除去します。
このように、よもぎ蒸しには様々なダイエット効果が期待できる作用があります。
☆6.美肌効果
よもぎ蒸しの蒸気は強い殺菌力を持っているので、体の中からも外からも綺麗にしてくれますし、消炎作用もあるので炎症やかゆみ を抑えてくれます。
老廃物の除去・殺菌により、綺麗な肌に変えてくれて、ニキビやアレルギー性肌にも効果があるとも言われています。
☆7.老化防止(アンチエイジング)効果
よもぎ蒸しには、活性酸素と戦う抗酸化作用が野菜の中でも抗酸化力の強いと言われるブロッコリーの何と100倍以上もあると言われています。
抗酸化力と免疫力をアップさせて体の内側も外側も若々しく美しく保つ効果が期待できます
子宮や卵巣機能の低下などの女性特有のトラブルによって出ているシミ・そばかす・吹き出物を解消して、老化・荒立った皮膚を回復させて肌に弾力とツヤ、透明感を与えます。
それによもぎやハーブの香りもいい香りで身体も心もリラックスできます。
ホント、女性の味方ですよね♪
また、よもぎ蒸しで使った残りのバックは入浴剤としてお風呂に入れて揉みだせば、よもぎ浴で使うこともでき一石二鳥です★
薬とは少し離れた内容でしたが、ぜひ皆さんもこの寒い時期を岩盤浴やよもぎ蒸しで身体の中から温まって乗り切っていきましょう(^~^)/
Posted by pharmacist008.
カテゴリー: コラム.