桃についてのおはなし

2021年 8月 1日 日曜日

日中の気温もどんどん上がり始め、暑い季節が近づいてきました。

 

 

昨年から、家にいる時間が長く、おいしいものを食べることが楽しみの1つとなっているのですが、今回は、その暑い時期6月~9月頃に旬を迎えるについてのおはなしです。

 

甘くてみずみずしい桃ですが、おいしいだけではなく、様々な良い効果があるようです。

 

桃は、食物繊維やカリウムなどを多く含みますが、食物繊維にはペクチンという成分を含み腸の働きを高め、腸内環境を整える効果があると言われています。

また、ペクチンには、血糖値の上昇やコレステロール値の上昇も抑える働きがあるようです。

 

カリウムは体内にある余分なNaの排泄も行うため、むくみなど改善にもつながります。

 

また、桃は生薬としても使われています。

桃を食べた後に硬い種のような核が残りますが、その中の種子を乾燥させたものが、生薬の「桃仁」です。

その種子には、駆於血の作用があり婦人科系の諸症状に用いられます。

桃仁を含む漢方処方としては、桂枝茯苓丸や桃核承気湯などがあります。

 

まだまだ遠出はできず、家の中で過ごす時間が多いですが、旬のおいしいものでも食べて元気に過ごしたいですね。

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