温泉のおはなし

2020年 1月 15日 水曜日

まだまだ寒い季節ですが、いかがお過ごしでしょうか?
寒い時期には特に行きたくなる温泉
実は温泉には効能がたくさんあるのです。本日は温泉についてのお話をしようと思います。

温泉に入る動物たちのイラスト

温泉に入ることにより得られる主な作用として
① 温泉に入ることによる作用
② 温泉に溶けこんでいる有効成分の作用
③ 心理的効果
が挙げられます。

 

① 温泉に入ると、体がぽかぽかし、体が軽くなったような気がしますよね?
体が軽くなったような気がするのは、水に浮く力が働き、体が軽くなり、筋肉がゆるむことに由来します。また水の圧力が全身にかかり、全身マッサージのような効果も得られます。ぽかぽかすることは、体が温められ、血行促進が促され、老廃物の排出が促されます。
入浴による単純な効果として神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性、健康増進などが挙げられます。

 

② 温泉に溶けこんでいる有効成分も皮膚から体内に吸収され作用します。
有効成分としては、炭酸水素塩、硫酸塩、重曹などが挙げられ、こちらは入浴による単純な効能と違い温泉地による違いが出てきます。成分により効能は変わってきますがアトピー、慢性皮膚病、火傷、切り傷、便秘などなど普段の生活の入浴では得られないような効果が得られます。
脱衣所にある看板などに書かれていることが多いので、温泉に入る前に読むと楽しいかもしれません。

 

③ 温泉に行くということは、日常とは違った生活を送ることになりますので、リラックス効果を生み出すことができます。

 

しかしながら温泉の種類によっては重い心臓病や高血圧症などの持病をもたれている方は必ずしも温泉が良いとは限りません。
更衣室と入浴場の温度差が激しいほど、脈拍、血圧の変動が大きくなって、心臓発作や脳卒中の危険性が増します。露天風呂などにも注意が必要になります。
また汗をかくことで脱水状態になり、血液の粘度を高め、血栓症が起きやすくなることもあります。温泉に入る前後の水分摂取は必須になります。

 

しっかりと体のことを把握して無理なく温泉を楽しんで下さい♪

温泉まんじゅうのイラスト

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