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飲み物と薬について

2021年 7月 1日 木曜日

薬は水で飲むのが良いと言われていますが、なぜなのでしょうか。

それは薬と飲み物が相互に作用し合い、薬の吸収や効果に差が出てしまうからです。

今回は薬と飲み物の相互作用について、いくつか紹介していきます。

牛乳

医薬品例)抗生物質(テトラサイクリン系、ニューキノロン系)、ビスホスホネート製剤(骨粗鬆症の薬)

牛乳は金属元素のカルシウムが含まれており、カルシウムが薬と結合しキレート錯体を形成します。

その結果体への吸収が低下し、作用が減弱します。

 

グレープフルーツジュース

医薬品例)Ca拮抗薬(高血圧治療薬)、スタチン系(高脂血症治療薬)の一部など

グレープフルーツジュースに含まれているフラノクマリン類が、小腸での薬の代謝を阻害し体内の薬物血中濃度を上昇させます。すると薬の作用が強く出てしまいます。またこの相互作用は数日間続くといわれています。

 

オレンジジュースや柑橘系ジュース、炭酸飲料、コーラ

酸性の性質を持つ飲み物はさまざまな薬と相互に作用します。

医薬品例)クラリスロマイシンドライシロップ製剤(抗生物質)

クラリスロマイシンは苦みが強いため、ドライシロップ製剤では苦みを和らげるコーティングがしてあります。しかし酸性の物質が作用するとコーティング効果が消失し、苦みが増します。

 

医薬品例)ニコチンガム(禁煙補助薬)

飲料により口腔内が酸性に傾き、塩基性であるニコチンの吸収が低下します。

 

 

今回は飲み物が薬の効果に影響する組合せの一部を紹介しました。

もちろん、全ての場合に影響が出るわけではないので、医師や薬剤師に相談してみましょう。

このように飲み物の影響を受ける薬はたくさんあります。そのため薬を飲む際はコップ1杯の水で飲むことをお勧めしています。