自然のチカラ
2011年 11月 1日 火曜日
セント・ジョーンズ・ワート。
薬剤師ならばピンと来てしまうサプリメントの名前です。
サプリメントとしては有名ですが、実際のお花を知っている薬剤師は多くはないのではないでしょうか?
これがセント・ジョーンズ・ワートです。
以前にフランスに滞在していた頃、朝から晩までセント・ジョーンズ・ワートをひたすら切るというお手伝いをした事があります。
ひたすら、切る、切る、切る!の作業を繰り返します。
彼女は素敵な笑顔ですが、同じ作業を繰り返すという事は、修行のような大変さがありますね。
日本でサプリメントとして使用される場合には、抗うつ作用を期待して服用する場合が多いと思われます。
私がお手伝いしたファームでは、オイルに漬けていました。切り傷ややけど等の皮膚疾患に使用する目的もあるようでした。
セント・ジョーンズ・ワートはフランス語でMillepertuis(ミル・パートゥイ)
写真ではわかりませんが、葉っぱには無数の小さな穴が開いています。
結局、私は製品化されたものを目にする前にその場を去ってしまいました。
セント・ジョーンズ・ワートを使用した事はありませんが、自然には実はさまざまなチカラがあるのかもしれない、と思います。
その風景や佇まいが私達を癒してくれるように。
ほら、彼もこんなに元気でワイルドです。
Posted by pharmacist008.
カテゴリー: コラム.