かぜ薬のはなし

2015年 11月 1日 日曜日

秋も深まってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、これからの時期、お世話になるかたも多い「かぜ薬」についてお話します。

一般的にかぜ薬は、鼻水・咳・頭痛・喉の痛み・を抑える成分などが組み合わせて出来ています。

1つの薬に数種類の成分が入ることで、様々な風邪の諸症状に効果が期待できます。
しかし、飲み合わせに注意が必要なのはご存知でしょうか。

例えば、鼻水を抑える成分は、抗ヒスタミン薬と呼ばれ、鼻水を抑える働き以外にかゆみやじんましん等を抑える働きもあります。またかぜ薬を飲むとよく起こる、眠気や喉の渇きといった、副作用の原因でもあります。

 

そのため、日頃かゆみ止めとして抗ヒスタミン薬を飲まれている方が、抗ヒスタミン薬を含んだかぜ薬を一緒に飲んだ場合、眠気やだるさなどの副作用が強く出てしまう場合があります。

 

そのようなことを防ぐためにも、受診した際は、自分が日頃飲んでいる薬を医師に伝えるのはもちろんのこと、薬の専門家である薬剤師にも伝え、飲み合わせをしっかり確認してもらうようにしましょう。

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