海外旅行中のおくすりのおはなし
2016年 6月 15日 水曜日
念願の海外旅行!初めてだけど服用している薬はどうしよう??
もうすぐ夏休み!海外旅行に行きたい!と計画をたてている方も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが普段、服用している薬。服用している薬の種類が増えたけど、全部持って行っても大丈夫かしら?長く滞在するけどお薬たくさんもらえるかしら?外国でも服用している薬は処方してもらえるかしら?そんな疑問にお答えします。
・海外に薬を持っていくときはどうしたら安心?
服用中の薬物が医師の指示で処方され、旅行中に健康を維持するために必要であるという担当医からの診断書と処方箋(コピー可)を用意しておくと安心です。またそれらの書類が日本語で書かれている場合、英語に翻訳し最後に翻訳した本人のサインを記入して下さい。(翻訳は英語の出来る方ならば誰でも可能です)
自分に必要な分の薬をもっていく程度なら基本的には問題ないですが、一部の国では、薬物乱用の可能性が高い麻薬や特定の薬物は持込む事すら出来ない場合もありますので、必ず入国先の大使館に相談しましょう。例えば、日本で一般的に使われる咳止め薬、精神安定剤、鎮静剤、睡眠薬、抗鬱剤、興奮剤も、ものによっては常習性のある薬とみなされ、持ち込むことで重罪になるケースもあります。
・新しいから14日しかもらえない薬、海外に行ってる間もう少しもらえないかな?
海外旅行、年末年始、ゴールデンウィークは例外で30日まで処方が伸ばしてもらえる可能性があります。医師に相談してみましょう。
・機内への常備薬の持ち込みは?
各航空会社でもルールが違うことがあるので念のため確認しておきましょう。
下記は成田空港への薬の持ち込みに関するQ&Aです。
http://www.narita-airport.jp/jp/security/faq/faq-05.html#651
・今服用している同じ薬を海外でもらえないかしら?
服用中の薬が海外で販売されているかは製薬企業または薬局、病院に問い合わせることで調べてもらうことができます。HP上で英語名や英語版の薬のしおりを入手できるものもあるので、同じ薬がなくともそれらを見せることで似た薬を処方してもらえる可能性があります。
また、海外では日本の処方薬が市販薬として販売されていることもあるので、英語の得意な方は確認してみてもいいでしょう。ただし、用量も海外規格なので過量服用には注意が必要です。
海外に行って薬がなくなってしまったら、きっと旅行も楽しめないはず。入国前にしっかり準備しておきましょう。
参考:米国大使館日本東京
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/info/tinfoj-cbp-meds.html
Posted by pharmacist008.
カテゴリー: コラム.