蚊のはなし
2018年 8月 20日 月曜日
夏のイメージがある蚊ですが、11月中旬まで活動します。
秋まで残っている蚊に刺されると
とくに痒くて痒くて憎たらしいですね…。
あまり良い印象ではない蚊ですが、
今回は蚊を応用した医療技術のご紹介です。
皆さんは注射は苦手ですか。
わたしは先日健康診断で採血をしましたが、
やっぱり「チクッとしてジンジンして嫌だな~」と感じました。
いくつになっても慣れませんね。
定期的に血液検査を行う方や点滴をしている方はもっと辛いのでしょう。
もっと痛くない、ストレスのかからない注射針の研究に
なんと蚊の口が応用されているのです!
蚊に刺されても私たちは痛くありません。
痛かったら気がつかれて叩かれてしまいますからね。
蚊にとって吸血行動は命がけです。
種族の存続のため命がけで挑んでいるので、
そこには蚊の物凄い生態が隠されているのです!!!
現在、販売されている蚊の口を応用とした針には
血糖測定時の血を出すために使う道具があります。
蚊の針の構造については
わかりやすく解説されている本やサイトがあるので
興味を持たれた方は調べてみてください
もっともっと研究が進んでワクチンや採血にも
痛みを軽減された注射針が使われることを願って
今年も蚊と戦いたいと思います
Posted by pharmacist008.
カテゴリー: コラム.