食品表示について
2022年 2月 15日 火曜日
「血糖・血圧・血中のコレステロールなどを正常に保つことを助ける」などの食品表示をみたことはありませんか?
ペットボトル飲料のラベルやお菓子の箱など…様々な食品に表示されています。
今回は、この食品表示についてお伝えしていきます!
食品は大きく、一般食品と保健機能食品に区別されます。
保健機能食品は、さらに特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品に分類されます。
これらはいずれも医薬品ではなく、疾病の治療を目的として摂取するものではありません。
あくまでも食事からの栄養摂取や食生活の改善を基本とした上で自己の判断で摂取するものです。
では、それぞれの分類について詳細をご紹介いたします。
【特定保健用食品】
健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、消費者庁長官の許可を得ることにより、特定の保健の用途に適する旨を表示した食品。
表示例)お腹の調子を整える、コレステロールの吸収を抑える など
【栄養機能食品】
国が決めた基準に沿っていれば、許可や届け等なくして、食品に含まれる栄養成分の栄養機能を表示することができる食品。
表示例)カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です など
【機能性表示食品】
消費者庁長官の個別の許可を受けたものではなく、事業者の責任で保健機能を表示した食品。その保健機能の有効性の科学的根拠や安全性などの情報を事業者が消費者庁へ「届出」を行うことが決められています。
表示例)本品には○○が含まれます。○○の機能があります など
分類によって表示方法が異なっているのですね!(/・ω・)/
では、ここでクイズです!!
これはどの食品表示に該当するでしょうか?
問題:「食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする」
正解は、特定保健用食品の表示です!
今度、是非お店で食品を買う際に確認されてみてはいかがでしょうか。
日々の健康を意識していきましょう!
Posted by pharmacist008.
カテゴリー: 日記.