検索

Site search

カレンダー

2019年8月
« 7月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の投稿

カテゴリー

薬剤師向けDI転職・求人情報なら
薬剤師リンク

お酒の強さのおはなし

2019年 8月 15日 木曜日

皆さんは、お酒は強い方ですか、弱い方ですか?

「お酒が弱い人」と「お酒が強い人」にはどのような違いがあるのでしょうか。

 

お酒の主成分であるエタノールは主にアルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)という酵素によりアセトアルデヒドに代謝された後、アルデヒドデヒドロゲナーゼ(ALDH)という酵素によって酢酸とアセチルCoAに分解されます。

 

アルコールを分解する過程で生じるアセトアルデヒドは毒性が強く、顔面紅潮、動悸、頭痛、吐き気などを引き起こします。このアセトアルデヒドを速く分解してしまえるかどうかが重要となるのです。

 

アセトアルデヒドを分解する酵素であるALDHには次のような型があります。

・ALDH1 アセトアルデヒドが高濃度にならないと働かないタイプ

ALDH2 アセトアルデヒドが低濃度でも働くタイプ

 

このうち、ALDH2の活性がどれだけ強いかがその人のお酒の強さに関係しています。

活性の強いALDH2の遺伝子型を *1、全く活性のないALDH2の遺伝子型を *2と表します。

これらの遺伝子を両親から一つずつ貰うため、その組み合わせによりALDH2の強さのタイプは以下の3つに分けられます

・*1/*1 高活性型。お酒に強い。

・*1/*2 低活性型。活性の強さは高活性型の1/16。お酒に弱いか、ある程度は飲める。

・*2/*2 無活性型。お酒は全く飲めない。

 

日本人の約40%は低活性型 (*1/*2)、そして約5%は無活性型 (*2/*2) のALDH2を持つと言われています。

つまり、実は日本人の約半分が生まれつきお酒に弱いということなのです。

 

加えて日本人は、活性の強いアルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)を持つ人が多いと言われています。

ADHの活性が強いということはエタノールが速く分解されてアセトアルデヒドになるということですから、日本人は「酔いが覚めやすく悪酔いしやすい」民族であるともいえるかもしれません。

 

ちなみに、「訓練すればお酒に強くなる」というのは半分正解で半分不正解です。というのも、お酒を多量に飲み続けることでADHやALDH2以外のアルコール分解酵素の量が増えることがありますが、肝心のADHやALDH2の活性は遺伝で決まっており、変わることはないからです。

 

お酒の強さは生まれつき個人差があることを理解して、自分の体質に応じた飲み方を心掛けることが大切です。

 

医療機関での『ご本人様確認』のおはなし

2019年 8月 1日 木曜日

 

病院で検査をする前や、薬局でお薬をもらう時などに、毎回『ご本人様確認』をされると思います。

医療過誤防止のための本人確認は、現在ではかなり認知されてきました。

とはいえ、体調が悪くて医療機関に出向かれているのです。何度も名乗ることに煩わしさや、医療者がすべき仕事ではないかと感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

私は高校生の時、怪我で数ヶ月間通院したことがあります。

とある外来での診察日、主治医の先生が開口一番、仰ったのです。

「あなたと同姓同名、同い年で、血液型も同じ患者様が来られています。その方は○○(私の怪我とは異なる患部)を治療されているので、今後、私たちの話を聞いていて、もし何かおかしいと思ったら、言ってください。」と。

“えーっ、そんなことを患者任せにするの?自分たちが間違う(=患者を取り違える)って言ってるようなものじゃない!?しっかりしてよ!!”と感じたものです。

 

ところが、実際に薬剤師として病院で働いてみると、取り違えが起こりそうな事例が想像よりはるかに多いことに驚きました。

眼科病棟の担当薬剤師をしていた当時、同姓同名,同世代,似た背格好の患者様が、同じ手術目的で,同じ日に入院してこられたこともありました。一人は右眼、もう一人は左眼の手術をする患者様でした。

万が一取り違えてしまったら…考えるだけで恐ろしいです。

 

危険なのは同姓同名だけではありません。発音すると聞き間違いをしやすい名前や、漢字表記が見間違いをしやすい名前など、要注意な名前の組み合わせも数多く経験しました。

 

 

医療従事者は、氏名だけではなく、性別,年齢,治療疾患なども意識しながら患者様と接しています。患者情報が記録されたバーコード付きのリストバンドも取り入れています。それに加えて、取り違えのリスクが高い患者様の情報はスタッフ間で共有し、注意喚起のための対策をとります

 

残念ながら、それでも人は、思い違いや見逃しを100%無くすことは出来ないのです。

そのため、医療過誤防止の有効な手立てのひとつとして、治療上の処置や投薬の度に『患者様と共にご本人様確認』をしています。

 

その際は、「□□様でいらっしゃいますね?」と患者様に確認を委ねるのではなく、「お名前をお教えいただけますか。」と患者様に名乗っていただくことをお願いし、それを私たちが確認します。

 

 

病気や怪我をされた時、治療の主役はあなたです。

自分のことは自分で守るぐらいの心構えで、ぜひ積極的にフルネームで名乗ってください。

 

 

最後に…

私たち薬剤師が患者様にお薬をお渡しするときは、お薬の効果と副作用、正しい使い方をご説明します。お薬に変更があった場合の説明も重要です。

もし、いつもとお薬が変わっているのに、何も説明がなければ、必ず薬剤師に質問してくださいね。

 

爪白癬のおはなし

2019年 7月 15日 月曜日

 

爪白癬とは爪の水虫のことです。

原因は白癬菌と呼ばれるカビ(真菌)の仲間です。

白癬菌が足にいれば足白癬(いわゆる水虫)、足の爪に侵入すれば爪白癬となります。

 

 

症状としては、爪が白や黄色に濁ったり、ボロボロに欠ける、変形する、厚くなったりする、などが挙げられます。

痛みや痒みなどの自覚症状が比較的少ないのが特徴の一つです。

 

【治療法】

かつては、外用薬(塗り薬)を塗っても、爪が硬く、白癬菌も奥深くにいるため、なかなかお薬が到達できませんでした。そのため、主に内服薬(飲み薬)で治療していました。

しかし、最近は塗り薬でも完治に導けるような、新しい外用薬が発売され、患者様の選択肢が増えています。

 

白癬菌は、自覚症状がなくなったり、見かけ上治ったと思ったりしても、そこで治療を止めてはいけません。中途半端な治療だと白癬菌は復活してしまいます。

きちんと医師に決められた通りに服用する事、使用する事が大切です。

 

これからの季節、サンダルを履いたり、プールや海で裸足になったりする季節ですね。

しっかり治療をして、楽しい夏をお過ごしください。

119番通報したおはなし

2019年 7月 1日 月曜日

 

以前、家族に付き添って救急車に同乗したときのことを書こうと思います。

 

平日の深夜、自宅で家族が急に体調を崩しました。

タクシーを呼んで病院に行くべきか悩みましたが、歩ける状態ではなかったので救急要請することにしました。

 

電話するとオペレーターの方が順に質問してくださるので、それに答えていきました。

わたしを含め、皆さん動揺しながら電話してくると思うのですが、とても落ち着いた対応をしてくださり、こちらも少し冷静になることができました。

 

まず、火事か救急かを聞かれました。

その後の内容は、必死だったため詳しくは覚えていないのですが、年齢・性別・意識の有無・症状・飲んでいる薬や既往歴(高血圧・糖尿病など持病や、胃潰瘍・小児喘息など今までに罹った大きな病気)・住所を聞かれたと思います。

 

保険証とおくすり手帳を用意して救急車を待ちました。

10分待たずに到着した気がします。

玄関の鍵は閉めていましたが、救急隊員の方が開けて入ってきてくださいました。

救急隊員の方には、保険証とおくすり手帳病院で使用する靴を用意するようにと言われました。

 

救急車に乗った後は、心電図や脈拍の計測や、飲んでいる薬や既往歴、アレルギーを確認しながら、受け入れ先の病院を探します。

このときにお伝えする情報が治療するうえで重要になることも多いです。

場合によっては使えない薬もあるので、必ず伝えてください。

念のため、病院の看護師や医師にもお伝えすると安心です。

 

無事に病院が見つかると救急車が出発します。

家族曰く、担架は特に揺れるそうです。

同乗者の席にはベルトがないので、狭い道を曲がるときは少し怖かったです。

 

病院到着後は検査に入り、わたしはその間に家族に病院名などを伝えました。

ある病気の疑いであること、確定するためにその検査が必要なこと、副作用の可能性がある旨の説明を受け、同意書にサインする経験もしました。

病名が確定したら必要な処置に入ります。

 

いざというときは誰に来るかわかりません。

私の経験が少しでも誰かの参考になれば幸いです。

 

頭痛のおはなし

2019年 6月 15日 土曜日


 

季節の変わり目、気圧の変化が大きいと、頭が痛くなる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

あるいは気圧の変化に関係なく、頭痛もちの方もいらっしゃると思います。

一口に頭痛といっても種類があり、種類によりお薬が異なるのはご存じでしょうか。 頭痛には大きく分けて2種類あります。

 

 

 

緊張型頭痛→ 緊張やストレスでおこる、頭が締め付けられるような頭痛

片頭痛→ 原因は不明で、心臓の拍動に合わせてズキンズキンと痛む頭痛

 

緊張型頭痛は、頭のまわりの筋肉が緊張して固まることで起こります。 それに対し、片頭痛は頭の中の血管が急激に広がることで起こります。 このように頭痛のメカニズムが異なるため、使用するお薬も異なるのです。

 

それでは、どんなお薬を使うのでしょうか。

 

緊張型頭痛→ ロキソプロフェンナトリウムやイブプロフェンなどNSAIDsと呼ばれる解熱鎮痛薬

片頭痛→  ~トリプタンという名前の薬

緊張型頭痛に使えるお薬は薬局やドラッグストアでも手に入りますが、片頭痛のお薬は医師に処方してもらう必要があります。

 

 

頭痛もちの方は、もしかして片頭痛かな?と思ったら一度病院で診ていただくと良いかもしれません。 また、片頭痛がおこる前の対処も重要です。 チョコレートや赤ワインは片頭痛を誘発すると言われています。これらの飲食物の摂りすぎには気を付けましょう。

 

貧血のおはなし

2019年 6月 1日 土曜日

 

血液はからだの中を循環する、なくてはならないものです。

それでは、貧血とは、血液が足りなくなることをいうのでしょうか。

 

まずは血液についてです。血液は赤血球・白血球・血小板という細胞成分、血漿という液体部分から成り立っています。

赤血球:酸素の運搬をするヘモグロビンというタンパク質を含む

白血球:異物処理、細胞を貪食する(免疫機能)

血小板:止血作用

血漿:物質の運搬、体液の一定保持

 

そして貧血についてです。

「血液中の赤血球の減少、あるいは、赤血球中に含まれるヘモグロビン値が低下している状態」のことを指します。

お医者さんは、血液中の赤血球数、ヘモグロビン(赤血球の大部分を占める)の量、ヘマトクリット(血液中に占める赤血球の容積率)の値で貧血かを判定します。ヘモグロビン値が男性13.0g/dL未満、女性11.5g/dL未満を貧血の目安にしています。

 

中等度以上(ヘモグロビン値:9g/dL程度以下)の貧血や、急速な貧血では、以下のような多様な症状が起こります。

皮膚・粘膜蒼白、微熱、息切れ、倦怠感、頭痛、耳鳴り、めまい、失神、易疲労感

 

血液中のヘモグロビンが減ると、酸素を運搬する力が減り、身体全体は酸素不足になります。これを立て直すために、からだは心拍数や心拍出量を増大させ、呼吸数も増やしてしまいます。

 

貧血の原因には、赤血球の産生減少(造血幹細胞またはその分化障害、赤芽球の増殖成熟の障害)と赤血球消失量の増大(溶血や出血)が考えられます。

また、貧血の治療は不足した成分を補うことが基本です。

 

◎赤血球の成熟に必要な成分不足による貧血 

  • 鉄欠乏性貧血

[治療薬]鉄剤(経口・注射)

 

 

  • 巨赤芽球性貧血
  • ⇒ビタミンB12または葉酸の不足(DNA合成をとめてしまう)

・ビタミンB12欠乏性貧血(悪性貧血)

[治療薬]ビタミンB12製剤(注射)

・葉酸欠乏性貧血

[治療薬]葉酸(経口)

 

  • 腎性貧血
  • ⇒腎臓で産生され、赤芽球前駆細胞を分化や増殖するエリスロポエチンの不足

[治療薬]エリスロポエチン製剤

 

◎赤血球の産生障害による貧血

  • 再生不良性貧血[治療薬]タンパク同化ステロイド:メナテトレノン
  • 抗胸腺細胞グロブリン、骨髄移植
  • ⇒造血幹細胞の異常
  • 二次性貧血(悪性腫瘍・感染症・腎不全)

 

◎赤血球破壊の亢進による貧血

  • 自己免疫性溶血性貧血[治療薬]糖質コルチコイド(ステロイド)、免疫抑制剤
  • ⇒赤血球に自己抗体ができてしまう

 

貧血の多くは鉄欠乏性貧血です。この貧血は、食事からの摂取量では足らず、鉄剤を服用しなければなりません。ヘモグロビン値が基準に戻ったからと言って、すぐに治療を終了してしまうと再び貧血になってしまうおそれがあります。ゆっくりと治療を続けて回復を待ちましょう。

また、貧血の原因には消化管や婦人科領域に原因があるかもしれません。貧血かもしれない、と思ったら病院で原因を明らかにしましょう。

 

 

 

ハチミツについてのおはなし

2019年 5月 15日 水曜日

○ミツバチが作りだす天然の化合物

みなさんは、プロポリスについてご存じでしょうか?

菌やウイルスから巣を守る目的でミツバチが作るため、“天然の抗生物質”ともいわれる稀少成分プロポリス。

そもそもの由来は、ギリシャ語の「前」や「防御」を意味するproと、「都市」を意味するpolisを語源とする複合語で、「都市(ミツバチの巣)の防壁」という意味があります。

強力な抗酸化作用や抗菌・殺菌、抗ウイルス作用などこの時季にも役立つ様々な働きをもっています。今回はそんなプロポリスの多彩な働きをご紹介します。

 

○自然治癒力を高めてくれる

プロポリスには300種類以上の化合物が含まれていると言われています。樹脂、ミツロウ、精油、花粉、有機酸、脂肪酸、アミノ酸、ミネラル、ビタミンなど栄養素も非常に豊富です。

 

プロポリスは抗菌・殺菌作用、抗酸化作用、抗ウイルス作用、鎮痛作用など、非常に多岐に渡る作用を持っています。総合して表現するとしたら、免疫力の向上、自然治癒力を高めるという言葉が当てはまるかと思います。

そして免疫力増強作用などがあることから、次のような働きが期待できます。

 

・風邪予防

抗ウイルス作用をもつプロポリスは、ウイルスの飛散量が多く、風邪をひきやすくなるこの時季に役立ちます。

 

・インフルエンザ対策

プロポリスの抗ウイルス作用には、インフルエンザウイルスの増殖を抑制する働きがあることも報告されているため、インフルエンザ対策にも有効といわれています。

 

・口内炎の予防や改善

口内炎ができる原因のひとつには、口の中の衛生状態がよくないことが挙げられます。歯磨きやうがいを怠ると、細菌やウイルスが増殖。口内の小さな傷に感染し、口内炎ができやすくなるのです。

プロポリスには、抗菌・殺菌作用で口内を清潔に保つと同時に炎症を抑える働きもあるため、口内炎の予防にも効果が期待できます。

 

その他、老化予防、もの忘れ予防、肥満・メタボ予防など様々な研究が現在も続けられているようです。

 

 

OTC医薬品の分類についてのおはなし

2019年 5月 7日 火曜日

ドラッグストアで売られている薬の中には薬剤師による対面での販売が必要となるお薬があるのをご存知ですか?

今回はOTC医薬品の分類についてお話ししたいと思います。

 

OTC医薬品(一般用医薬品等)とは、病院を受診しなくても、薬局やドラッグストアで購入できるお薬のことです。

ちなみに、OTCとはOver The Counterの略で、カウンター越しのお薬販売から由来しています。

 

OTC医薬品は、要指導医薬品と一般用医薬品に分類されます。さらに一般用医薬品は3つの区分に分類されます。

 

 

要指導医薬品・・・OTC医薬品として販売されたばかりで、その取り扱いに十分注意を要するお薬です。

そのため、お客さまが直接手の届かない場所に保管されており、購入時には薬剤師から対面で指導・文書での情報提供を受ける必要があります。

このことから、インターネット等での販売はできません。

 

一般用医薬品(第1類医薬品)・・・副作用、相互作用などの項目で安全性上、特に注意を要するもの

店舗においても、お客さまの直接手の届かないところに保管されており、購入時には薬剤師から指導・文書での情報提供を受ける必要があります。

 

一般用医薬品(第2類医薬品)・・・副作用、相互作用などの項目で安全性上、注意を要するもの

またこの中で、より注意を要するものは指定第2類医薬品となっています。薬剤師または登録販売者からの情報提供は努力義務となっています。

 

一般用医薬品(第3類医薬品)・・・副作用、相互作用などの項目で、第1類医薬品や第2類医薬品に相当するもの以外の一般用医薬品。

 

 

薬剤師、登録販売者と、その他の従業員は、名札等で見分けがつくようになっています。

安全にお薬を使うためにも、お薬選びに迷ったときは、積極的に薬剤師や登録販売者に相談してください。

 

花粉症のおはなし

2019年 4月 16日 火曜日

いよいよ待ちに待った春!

ぽかぽか陽気でお花見の季節ですが、この時期の外出は花粉が気になりますよね。

 

 

 

 

 

 

 

くしゃみ・鼻みず・鼻づまりに悩まされている方も多いのではないでしょうか?

 

今回はそんな花粉症に対して、どんなことに気をつければいいのかお話したいと思います。

花粉症をよく理解し、春を快適に乗り切りましょう!

 

 

  • 初期療法で、早めの対策を!

花粉症の治療の基本中の基本!症状が出る前から治療を始めましょう。

早めの対策により、症状が出るのを遅らせたり、症状を軽くすることができます。

 

  • 症状が出てしまったら、すぐに適切な薬で治療をしましょう。

 

【治療薬の種類】

  • 抗ヒスタミン薬

 

アレルギー症状全般を抑えます。最近では、眠気や口の渇きなどが少ないものもあります。

  • メディエーター遊離抑制薬

 

効果が現れるまでに2週間ほどかかるため、予防に適しています。

  • ロイコトリエン拮抗薬

 

鼻づまりに対する効果が期待でき、抗ヒスタミン薬などと合わせて使用されることが多いです。

  • ステロイド薬

 

症状が強い時に!内服薬の服用は、副作用を考慮して短期間にしましょう。

 

 

また、マスクやメガネの着用などでも症状を抑えることができます。

外出時は是非対策をして、素敵な春を過ごしましょう!

 

医師から処方された薬を最後まで服用していますか?

2019年 4月 1日 月曜日

医療機関で処方されたお薬をご自身の判断で、途中で服用を止めてしまったということはないでしょうか?

ある事例をご紹介します。

 

ある患者さんは健康診断の際に内視鏡検査で逆流性食道炎であることが分かり、医師からプロトンポンプ阻害薬というお薬を処方され、8週間は服用し続けるように言われました。

 

処方されたお薬を服用する前は、頻繁に胸やけの症状があり、時にはみぞおちの辺りに強い痛みを感じることもありましたが、服用を始めて数日も経たないうちに痛みを感じることはなくなり、服用開始1週間後には胸やけの回数も少なくなりました。

服用開始1ヵ月後には症状は全くなくなったのでお薬を服用するのを止めました。

お薬を止めて2週間ぐらい経った頃に、職場の同僚との飲み会があり、久しぶりに結構な量のビールを飲みました。翌朝起きると、以前よりも強い胸やけと痛みがあり、残っていたお薬を2週間ぐらい服用して、やっと症状が治まりました。

 

医師がお薬を処方する場合、適当に投与期間を決めて処方している訳ではなく、その病気の治療に適したお薬の投与期間というものが決まっています。

逆流性食道炎の場合、プロトンポンプ阻害薬というお薬を8週間服用するというのが基本的な治療法です。このお薬は胃酸の分泌を強く抑制するので、胸やけや痛みといった症状は1~2週間で消失します。

 

ところが、このような症状が無くなっても、食道の粘膜はまだ治っていないことが多く、お薬を8週間ぐらい服用し続けることで食道の粘膜も治ることが知られています。

また、逆流性食道炎という病気の場合、職場や家庭におけるストレス、過度の暴飲暴食なども発症の原因となりますので、お薬を服用し続けた方がよいと考えられます。

 

この患者さんの場合は、食道の粘膜が完全に治っていないうちに、自己判断でお薬の服用を止めてしまい、暴飲暴食をきっかけに再燃してしまいました。

 

お薬を毎日服用するのは面倒なことですし、服用し続けていると副作用も気になりますので、できればお薬は服用したくないと思ってしまうかもしれません。

しかし、お薬の服用を止めたいと思う時は、自己判断せずに必ず主治医または薬剤師に相談して下さい。