骨粗しょう症のおはなし

2017年 11月 15日 水曜日

骨粗しょう症とは、骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。

骨粗しょう症と発覚するきっかけは、骨折をしたときや、圧迫骨折(自分の体の重みで背骨が折れること、いつのまにか骨折ともいわれる)で背中が痛くなったときなどです。自分では全く気づかないうちに骨がもろくなり、検査をして初めて骨粗しょう症だとわかる方もたくさんいます。

 

では、どうすれば骨粗しょう症を防げるのでしょう?

残念ながら、骨密度は20代をピークに減少していきます。特に女性は、閉経を境に骨密度が急激に低下します。

だからといって諦めてしまうと、骨密度は急激に下がる一方です。今から生活に気を付けることで、骨密度をキープできる可能性があります。そこで、日々の生活で心がけることを挙げます。

 

①きちんと食事を摂る

バランスよく食べましょう。特にカルシウム、ビタミンD、ビタミンKは意識してとりましょう。

・カルシウム(骨を構成する成分です)

・ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける作用があります)

・ビタミンK(カルシウムの骨への沈着を促します)

 

②日光に当たる

ビタミンDは日光を浴びることによもつくられます。

冬は30分~1時間、夏は30分木陰で過ごす程度でも効果が期待できます。

 

③適度な運動をする

骨に負荷がかかることで、骨を作るための細胞が活性化します。

日光に当たりながら運動すると一石二鳥です。

 

 

④定期的に検査を受ける

女性は40歳を過ぎたら、定期的に検査を受けましょう。

骨密度は気づかないうちに減っていくことが多いので、早期発見が重要です。

 

今は薬の開発が進み、様々な種類の薬が出ています。

月に1回だけ飲む薬や、自己注射の薬など、治療の選択肢も増えています。

 

これらのことを少しでも生活に取り入れて、未来の自分のためにいい骨をキープしましょう!

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