「医薬品卸」についてのおはなし

2019年 1月 15日 火曜日

今日は「医薬品卸」についてのお話です。

皆さんは、医療機関でもらう医薬品が一体どこから来ているかご存知でしょうか? 🙂

医薬品を作っているのは製薬企業です。そして製薬企業と医療機関の間には「医薬品卸」という業種があります。

 

 

 

皆さんの生命を守る医薬品は、製造から流通、使用に至るまで法律によって厳密に定められています。

その法律を守りながら「必要な医薬品を、必要な時に、必要な量を、必要な場所へ供給する」という使命を担っているのが医薬品卸です。

自然災害やパンデミックが発生した際は、国や地方自治体と協力し、医薬品の迅速かつ安定的な供給に努めなければなりません。

 

そして…あまり知られていませんが、医薬品卸にも薬剤師さんが働いています(^o^)

医薬品卸の薬剤師業務を簡単にご紹介します。主な業務は大きく分けて以下の4つです。

 

  • 薬事関連業務

 

医薬品医療機器等法や麻薬向精神薬取締法等の医薬品関連の法律に関する業務です。行政との情報交換といった業務も行います。

  • 品質管理業務

 

支店内の医薬品が適切に管理されているかのチェックや、毒薬や麻薬といった特殊な医薬品の管理を行います。

  • 情報提供業務

 

営業販売促進資料の作成や、メーカーに問わない様々な医薬品、医療機器、保険点数等のありとあらゆる社内外からの問合せに対応します。

  • 教育業務

 

支店内のスタッフに薬事研修を実施します。薬学部実習生の受け入れを行う医薬品卸もあります。

 

皆さんの生活に必要不可欠な医薬品は、いろんな人の協力によって皆さんの手元に届いていることを覚えておいて下さいね★

 

 

 

 

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