特定保健用食品 (トクホ) のはなし

2020年 2月 1日 土曜日

特定保健用食品 (トクホ)とは、からだの生理学的機能などに影響を与える成分を含み、国が有効性や安全性を評価し許可・承認した食品のことです。

 

トクホには、以下のようなマークがついています。

 

 

 

例えば、飲み物、ヨーグルト、お菓子、乾燥スープ、ハム類や調味料など、2019年12月18日現在、1,075件の食品がトクホとして認められています。

 

CMでも数多く宣伝されていることもあり、健康を考えて、積極的にトクホを購入する方は多いと思います。

 

そこで今回は、トクホの利用する際のポイントを6つにまとめて紹介します。

1.  実際の商品で、有効性が認められている。

「いわゆる健康食品」とは異なり、国が商品としての有効性を認めています。しかし、あくまでトクホも「食品」のひとつです。トクホさえ利用していれば健康になれるというものではないということを念頭におきましょう。

 

 2.   実際の商品で、安全性が認められている。

有効性同様に、国が商品としての安全性を認めています。しかし、この安全性とは、正しい方法で摂取をした時のものです。商品パッケージに書いている「摂取をする上での注意事項」をよく読んで、摂取量や摂取方法に注意しましょう。

    3.  お薬とは異なります。

お薬のような病気の治療や治癒に対する効果は認められていません。トクホは、健康が気になる人や、普段の食生活に不安を感じている人など、「病気ではない人」向けです。つまり、トクホの効果に過度の期待をしたり、お薬のような効能を求めたりすると、返って病気を悪化させたり、適切な治療を受ける機会を失う場合があります。あくまで「食品」のひとつであるという意識を持ちましょう。

    4 .  過剰摂取に注意する。

例えば、「難消化性デキストリン」という成分があります。これは、「お腹の調子を整える食品」「血糖値が気になり始めた方の食品」「食後の血中中性脂肪が上昇しにくい食品」など、期待される効果が違う商品に含まれることがあります。成分が同じトクホを同時に利用した場合、摂取量によっては、結果的に1種類のトクホを過剰摂取したのと同じことになるので、商品パッケージなどに書かれている成分を見てみることをおすすめします。

   5.  適切な食生活を送ること。

トクホの効果を得るためには、身体の中が成分を効率的に活用できるように整っている必要があります。食生活の乱れをそのままにしてトクホを利用しても、期待する効果は得られません。

   6.  専門家のアドバイスを受ける

今やインターネットで何でも調べられますが、中には正しくない情報もたくさん溢れています。そのため自己判断のみで購入・利用せず、ドラッグストアの管理栄養士や薬剤師、かかりつけ医師など、正しい知識を持っている方に質問し、アドバイスを参考にすることをおすすめします。

 

 

いかがでしたでしょうか。トクホには、 「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」という文言が表示されているように、まずは日常の食生活を見直すことが大切です。そして、利用上の注意を守って、上手に利用しましょう。