何に混ぜよう?のはなし

2014年 3月 1日 土曜日

大人も子供も風邪が流行る季節ですね

お子さんが風邪を引いたとき、お薬を飲んでくれないと大変です。

  

     今日のお話はお薬を 何に混ぜよう?のはなしです。

                                                                                                                                                                                                         子供の頃、風邪をひいて病院へ連れて行かれた時に粉薬を出されて飲むのに苦労した記憶があります。

錠剤やカプセルと違い、粉薬は全量を口に入れるのに時間がかかったり、全量を1度に飲み込めずに薬が口の中に残ってしまう事などがある為、まともに薬の味を感じ取ってしまうからだと思います。

                                                                                                                                                                                                          もちろんメーカーさんも粉薬苺の味をつけるなど色々と考えてくれていますが、私は苦手でした。

そんな粉薬を少しでも飲みやすくする工夫として、薬を甘い物に混ぜたりして一緒に服用する方法があります。

では、何に混ぜるのが1番良い のでしょうか?

結論から言うと、基本的には味の濃い物に混ぜると良いそうです。

                                                                                                                                                                                                        個人的にはアイスクリームが万能だと思うのですが、インフルエンザ治療に使うドライシロップをバニラアイス(チョコアイスなら大丈夫なのですが)に混ぜると逆に飲みにくくなります

フルーツジューススポーツドリンクは薬によって飲ませやすくなったり飲ませにくくなるので、個人的にはオススメしません。

服用補助ゼリーでさえ、味によっては飲ませにくくなる薬があります(CMでも「抗生物質にはチョコ味」って言ってますよね)

これらの事から導き出された粉薬を最も飲み易くする物は、ココアだと思います。

                                                                                                                                                                                                           もちろん好きな味はそれぞれ違うと思うので、お子さんが好きな物と一緒に飲ませて良いか迷ったら、薬剤師に相談して下さい

よもぎ蒸しのはなし

2014年 2月 15日 土曜日

最近めっきり寒くなってきましたね。

やっぱり寒い日はこたつにミカンに限ります

特に女性は冷え症の方も多く、冬も辛く感じている方もいると思います。

そこで、今日は私がここ2年前からハマっている‘よもぎ蒸し’のはなしです。 

始めは岩盤浴の延長上で試してみたのですが、よもぎ蒸し の方が自分には合っているみたいで体の調子や肌の調子がよくなるのです!

そもそもよもぎ蒸しは韓国で行われており、最近の韓流ブームに乗って日本にもやってきたのでしょうか…

当の私も韓流にはまっていたので韓国コスメや韓国の美容には興味津々でした。(^^;)

 まず、よもぎの成分には、シネオール(発汗作用大)・セスギテルピン・アミラーゼ・アデニンコリン・クロロカルシウム・ビタミンA・B・C・D、鉄、リン、カルシウム、タンニンが含まれています。

そこで、よもぎ蒸し を行うことで7つの効果が期待できます。

 

☆1.婦人科疾患予防・改善

よもぎをはじめとした漢方生薬やハーブの成分を、女性器官に直接的に作用させることで、婦人科疾患生理不順更年期障害の予防や改善の助けとなります。

また、不妊治療の一つとしてあげられることもあります。 

さらに、体を芯からしっかりと温めることで冷え性の改善免疫力の向上が見込まれます。

特に、不妊治療を目的として行っている人も多く、子宮・卵巣の血流を良くする為に卵胞の成長促進作用子宮・卵巣の血流を良くしてくれるので内膜を厚くする作用があります 

しかし、注意点として不妊治療の一貫として行っている場合は、血行が良くなり過ぎると着床の妨げになることもあるので、できれば妊娠の可能性の少ない排卵日までに行ったほうがよい らしいです。

☆2.ホルモンバランスの調整効果

内分泌ホルモンを主管する作用があり、女性機能や女性ホルモンに働きかけます。 

そのため更年期障害などのホルモンバランスの崩れによるトラブルに効果的です。

また、リラックス効果も伴って、性的不満まで解消されるとも言われます。

☆3.産後の回復・膣や子宮の収縮効果

韓国では、もともと産後によもぎ蒸しを行っていたようです。

出産により弛緩した子宮や膣を収縮させ、卵巣の機能を元に戻す助けになります。

女性器官に一番近い下腹部の血液循環を促進し、老廃物や脂肪質を体外に出すことにより、体内に溜まって汚くなった血のかたまりなどが出る場合もあります。

また、脂肪質も減少させ、体全体的のムクミが解消させます。

☆4.痔の改善

よもぎをはじめとした漢方の成分が肛門の粘膜から直接吸収することによって、肛門の周りの血管のうっ血が解け、粘膜の炎症を抑えるため、痔の改善や再発防止になります。

☆5.ダイエット・デトックス効果

よもぎ蒸しにより血液循環が良くなり、低下していた機能が活発になり脂肪の分解・除去を促します。
また、整腸作用があるので、腸の働きを整えてくれ、便秘にも効果的です。

さらに、高い発汗作用により体の余計な水分や老廃物を除去します。

このように、よもぎ蒸しには様々なダイエット効果が期待できる作用があります。

☆6.美肌効果

よもぎ蒸しの蒸気は強い殺菌力を持っているので、体の中からも外からも綺麗にしてくれますし、消炎作用もあるので炎症やかゆみ を抑えてくれます。

老廃物の除去・殺菌により、綺麗な肌に変えてくれて、ニキビやアレルギー性肌にも効果があるとも言われています。

☆7.老化防止(アンチエイジング)効果

よもぎ蒸しには、活性酸素と戦う抗酸化作用が野菜の中でも抗酸化力の強いと言われるブロッコリーの何と100倍以上もあると言われています。

抗酸化力と免疫力をアップさせて体の内側も外側も若々しく美しく保つ効果が期待できます

子宮や卵巣機能の低下などの女性特有のトラブルによって出ているシミ・そばかす・吹き出物を解消して、老化・荒立った皮膚を回復させて肌に弾力とツヤ、透明感を与えます。

それによもぎやハーブの香りもいい香りで身体も心もリラックスできます。

ホント、女性の味方ですよね

また、よもぎ蒸しで使った残りのバックは入浴剤としてお風呂に入れて揉みだせば、よもぎ浴で使うこともでき一石二鳥です

薬とは少し離れた内容でしたが、ぜひ皆さんもこの寒い時期を岩盤浴やよもぎ蒸しで身体の中から温まって乗り切っていきましょう(^~^)/

インフルエンザの蔓延のはなし

2014年 2月 1日 土曜日

 寒さと乾燥が気になる季節ですね。

寒さと乾燥といえば、インフルエンザです。本日はインフルエンザの蔓延のはなし です。

「インフルエンザは、こうやって蔓延していくのね」と思ったことがあります。

娘のバレエ教室に、インフルエンザに罹っているお母さんが子供を迎えに来たことがあるのです。それも、玄関ではなく、お稽古場の中につかつか入ってきました。

マスクも着用していませんでした。子供を送って来たのもお母さんでした。

バレエ教室では、発表会に向けての直前のお稽古をしていました。

先生や子供たちに感染してしまった場合は、大変なことになります。

「○○ちゃんもインフルエンザに罹ってるかもしれないよ。」

と別のお母さんが言うと、

「娘は、一度インフルエンザに罹っているから、もう罹らないから。」

とインフルエンザに羅患しているお母さんがその時、言っていました。

他のお母さん方が、 

「インフルエンザは、いろんな型があって、2回罹ることもあるから・・・」

と言うと、

「えーっ!!そうなんや。」

と言っていました。

あっそうか、こう言う無頓着な人がいるから、感染症って蔓延するんやな?と思いました。

その親子が帰った後は、大騒ぎでした。

窓全開にして、みんな子供に手洗いうがいをさせてました。私も、娘にさせました。

私は、肺炎に罹って入院し、42度の高熱を出して幻覚を見たことがあります。

自分自身、身に覚えのない感染症でした。

肺の炎症部位は、下部後方で拳大の大きさでした。肺膜まで炎症が広がっていました。

即入院と言われ、非常にショックを受けました。

主治医は、

「こんな肺の部分、普通呼吸で使ってないから、炎症起きることはないんやけど。いったい何をしたら、こんなことになるの?」と私に言いました。

熱で朦朧としていたけれど、原因がハッキリとわかりました。

普通使っていないキーワードでした。

ホットヨガで、すごいをしていた人がいたのを思い出したのです。その時のレッスンで、肺のいろんな部分を意識して呼吸をすると言うものがありました。

「原因は、それしかないわ。」と先生も確信し、「ホットヨガの環境って、細菌の増殖に格好の場所よね。ご愁傷様。体にいいヨガが体に悪かったのね。」と私に言いました。

真さにその通りです。

自他共に認める健康オタクが、健康のためにしていたホットヨガで、肺炎に罹って入院したと言うお粗末なお話です。

11月に発病し、完全に肺の影がなくなったのが、桜が満開の頃でした。

本当に、災難に会いました。以後、ホットヨガには行っていません。

岩盤浴には、たまに行くのですが、60度の高めの設定の所にしか入りません。

もう、あんな高熱を出したくないです。頭がおかしくなるかと思いました。熱が下がった後も、痰を排泄するのが大変でした。

この肺炎に罹った時、いつもの風邪とは違うな?と思ったのです。ずっと背中が痛くて、熱の芯が取れないのです。

肺炎に罹った後に、インフルエンザにも罹りました。その時も、ちょっといつもと違うな?と思ったのです。そういえば、職場にインフルエンザなのに、出勤していた人がいたことも思い出しました。

いつもとちょっと違うな?と思ったら、無理して出勤してはいけません。

蔓延させてしまいます。みんなに迷惑をかけてしまうことになるのです。

私は、自宅でも隔離され、食事も別の時間に取らされていました。

この経験で、手洗いうがいはまめにするようになり、インフルエンザの予防接種も毎年受けています。

もう、こりごりです

感染症に罹ってしまったら、

人にうつさないように、最善の努力をしましょう!