チャのはなし

2013年 7月 1日 月曜日

私の大好きなお茶について。
最近ではゴボウ茶とうもろこしのヒゲ茶、・・・さまざまなが市販され、親しまれているが、「お茶」と聞いて、我々日本人がまず思い浮かべるのは日本茶(緑茶)だろう。

緑茶紅茶ウーロン茶「カメリアシネンシス」というツバキ科の茶の樹の葉。これらのお茶はみな同じ葉っぱからつくられている事を初めて聞いたとき、私は完全に耳を疑った
紅茶とウーロン茶は、色の濃さの違いはあれ、ともに「茶」色だ。
同じ茶葉なのになぜ緑茶だけあんなにきれいな黄緑色になるのか。
ざっくり言うと、発酵の工程の違いだそうだ。

不発酵茶(緑茶)
半発酵茶(ウーロン茶)
発酵茶(紅茶)
後発酵茶(プーアル茶など)・・・静岡県茶商工業協同組合HPより

緑茶のきれいな色は、「茶葉のもつ酵素を失活させ、酸化を防ぐことで固有の緑色を保たせている」ということだ。
発酵食品が健康にいいとクローズアップされてはいるが、発酵させないことによりきれいな緑色と甘みを保持した日本茶が私は大好きだ

その一方で、「茶」は嗜好品以外にも広く使用されている。
現在では、お茶の有効成分は洗浄剤や消臭剤、殺菌剤、染料、酸化防止剤にも利用されているそうだ。

また医薬品としても開発途上という。一体どんな薬が開発途上にあるのか?と調べてみると…あった!!
『ポリフェノンE』 米国食品医薬品局(FDA)で認可されている。
調べてみると、これは、茶葉から抽出・精製した茶カテキンを90%以上含む高純度の茶カテキン製剤だそうだ。
ポリフェノンEの軟膏製剤はウイルス性皮膚疾患であるコンジローマの治療薬であるという

現在、このポリフェノンEを開発した三井農林株式会社は、米国立がん研究所(NCI)と共同でポリフェノンEを使った、
肺や前立腺などのがん予防薬・治療薬の臨床試験にも取り組んでいるそうだ。がん領域での新薬にも期待したい・・・三井農林株式会社HPより

        ☆☆≡★★≡

予防医学と漢方薬のはなし

2013年 6月 15日 土曜日

皆様は『予防医学』という言葉を聞いたことはありますか?

病気にならないように予防するのが『予防医学』です。
病気の予防はもちろん大事ですが、病気の症状が進むのを遅らせることや再発を防ぐこと、身体的・精神的健康の増進をすることも予防に含まれます。最近、テレビや雑誌などで健康情報が紹介されていますよね。

情報が沢山あるので、どれが自分に合う情報なのか選ぶのが難しくなっていると日々感じています今日は、私が予防医学の大切さに気付くきっかけとなった漢方薬についてお話ししたいと思います!!

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漢方薬は、2種類以上の生薬を組み合わせて作られているお薬です。
では生薬とは何か?と言うと・・薬効成分が含まれているさまざまな天然の植物、動物や鉱物を薬用に使えるように調製した物をいいます。
どういう物が生薬になるかというと、例えばミカンの皮、うるち米、カキの殻、石膏などがあります。

「ミカンの皮やカキの殻が効くのかな??」「漢方って飲みにくそう・・・」と思いますよね。
実は私もそう思っていました。でも漢方薬を飲みはじめてすぐ、今まで病院で貰っていた西洋薬では良くならなかったお腹の症状が嘘みたいに落ち着きました体質に合っているからか、味も気にならずに飲めました。
続けているうちに風邪も引きにくくなっていましたよ

これらがきっかけで、病気にならないように心身を維持することがとても重要だと痛感しました。
この頃は自分の体質も分かって来たので、自分に合った食材や調理方法、日々の生活で予防に繋がるような注意事項も少しずつ見付かってきました。

                                           現在は食生活の欧米化が進み、ストレスも過剰な社会ですので栄養のバランスがとれた食生活や、心を和ませる生活を心がけることが重要になっています。漢方薬心身のバランスの崩れや歪みを元に戻すお手伝いをするので、予防方法の一つではないかと私は考えます。  

      
ただし漢方薬の大きな特徴として個々の体質で服用する薬が決まる事から、
同じ風邪の症状でも人によって薬が違うことがあります。
体質に合わない漢方薬を飲むと却って調子が悪くなることがあるので、
誰かにあげたり、逆に貰って飲んだりしないでくださいね!

また、注意して頂きたいのが、中には漢方薬には向かない症状もあることです。
飲んでも良くならない、或いはひどくなった場合はすぐに医師に御相談下さい!!

それって肩のコリ?顔のコリ?のはなし

2013年 6月 1日 土曜日

以前、調剤薬局で勤務をしていた頃から肩こりがひどく、
整体院通いをしていました。そちらでは体のゆがみを主に調整していただいていたのですが、

どうにもすっきりしない。。。

整体院を変えてみたら変わるのかなぁ?と思っていました。

そんなとき、妹から、「全身整体と小顔矯正もやってくれるサロンがあるよ。」と聞き、行ってみることに。
小顔。何て素敵な響き♪喜び勇んで施術台へ。
身体を調整していただき、いよいよ顔の施術へ。

痛い 痛い 痛い(><)

自然に涙が流れるほど痛かった
小顔になるって辛いものなのねと痛感しました。

あれ、でもいつもより肩が軽い! 

施術師さんによると私の顔はとてもコリがひどかったらしく、顔のコリから肩こりにつながっていたとのこと。

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ところでコリの原因って何でしょう??

身体中を流れているリンパ液。
リンパ液は血液で運びきれなかった老廃物を運んでいます。

老廃物はしかるべきところへ運ばれている分には問題がないのですが、
なんらかの理由で滞ってしまうとそこにまた老廃物や脂肪分、水分がくっつき固まりができてしまうのです。

これがコリです。

体と同様、顔でも同じことが起こっているんです。
老廃物を流してあげることによって、小顔やたるみの改善につながるそうです。

不要なものを捨てるって大事ですね

ちなみに、私の場合、小顔になったかどうかは定かではないですが、以前より肩こりは改善し、表情が豊かになりました。
自宅でもマッサージオイルや、クレンジングオイルを使用して、顔をマッサージしてあげるとコリは改善できるそうです。

これからもコリをほぐして、笑顔で周りに接していければと思います!!